待ちに待った春バラが始まりました。ゴールデンウイークに予定の無い方は、バラの花を楽しみに、佐々中央霊園へお越しになりませんか(≧▽≦)

永代供養の注意点

近年、高齢少子化や未婚率の上昇、家族の形態の変化などに伴い永代供養を希望される方が増えています。

確かに、自分の死後、自分や先祖の祭祀をしてくれる人がいない方にとっては最善の方法であると思います。

しかし、子供に迷惑を掛けたくない、子供がお参りをしてくれるとは思えないという理由によって永代供養を希望される方まで現れています。実際お聞きしたのですが、その方の知り合いのA子さんは子供に負担を掛けないようにと檀家寺に100万円を納め永代供養を申し込んだという話を聞き、ちょっと違うのではないのかと感じました。

私は九識霊断法をもって人の悩み、苦しみを聞くことが多いので特にそう感じるのかも知れません。

御主人の病気のことで、家族でお越しになった方は、何かにすがりたい一心で奥さんがインターネットを検索し埼玉県の自称霊能者という人に連絡を取り、遠路来てもらったということでした。3ヶ月もすると全く連絡が取れなくなったというオチがついていましたが、聞きはしませんでしたがそれなりの御布施を要求されたのでしょう。

誰しも、不幸が続くと藁にもすがりたい気持ちになります。ましてやそれが、子供や孫のことだったらどうでしょう。きっと誰もが必死になるでしょう。そんな時、親や先祖は永代供養されているとはいえ、自分たちが何もしていなかったら、変な霊能者から、先祖供養が出来ていないと言われれば、思い当たる分、多額の布施を巻き上げられることにもなりかねません。

A子さんは、子供に負担を掛けたくないという親心で永代供養を選ばれたのでしょうが、そのことがかえって子供たちを苦しめることもあるのです。
私ならA子さんに、その100万円を子供に渡して、『出来る範囲でいいから、このお金で供養してね』と言うようにと勧めたでしょう。

ですから、安易に永代供養を選択するということはお勧め出来ません。